高齢捕手の活躍を嗤う~5/15 ナゴヤドーム
鶴岡捕手の活躍(?)で、またぞろ梅野の先発起用の機会が減りそうだ。
確か、開幕の捕手は梅野で、今シーズンは彼を
主戦捕手として鍛え上げるということでスタートしたと思うのだが、。
本日(5/16)の予告先発は 昨年あたりからここ一番では、
踏ん張りどころで見事にこける能見さんである。
昨年の7月頃、梅野で阪神に勝ち運がついていたのに
能見が梅野のサインを嫌ってバッテリーを組むのを嫌がるようになってから
能見は藤井か鶴岡でないと投げていない。
したがって、本日の先発捕手=藤井は間違いないようだ。
ワラ監督なら鶴岡先発も有りうる。
そもそも、能見はベテラン投手で、アホなマスコミから
エースとおだてられてるくせに、ルーキー捕手を嫌って
バッテリーを組むのを回避している風情があるのは、いかがなものか?。
ワタシの書き込みの主題はそれではない。
梅野捕手の扱いが、有望な若手が伸び悩み
屍が累々と横たわる阪神タイガースの負の伝統を
象徴しているように思えて仕方がない。
現状の、打撃陣の不振がもたらすチームを不調を
まるで梅野のリードの責任に求める論調がはびこるのが、残念でならない。
それを白々と、試合後のインタビューで
ワラ監督がマスコミに放言しているのは
現場の責任者としては、職責に能わずというべきではないか?。
平田ヘッドコーチに至っては、先日の藤浪の乱調で落とした試合の責任を
梅野の2塁送球が原因だとシャーシャーと語っている。
現役のころのワラさんは、1-2塁をせこく抜けていく打球を放つことには
長けていたかもしれないが、果たして捕手の経験はあるのかしらん?。
だいいち、大卒2年目の捕手がベテラン投手をグイグイ引っ張って
チームを連戦連勝に導いたら、おかしいやろ?。
若手というもんは、監督がアタマを抱えるような失敗を重ねて
力をつけるていくもんだと、思いますがね。
梅野は、徐々にリード面で力をつけていると思うが
むしろ打撃に期待したい。
彼は、1試合マスクを被らせて4打席立たせたら
そのなかで序盤の凡打を修正して安打を打てるクレバーなところがあるし
長打力にかけては阪神の日本人打者のなかでは、遜色ないがな。
藤井38歳、鶴岡37歳というが、本日の年齢である。
あと何年、このふたりがマスクをかぶれるのか?。
そして、ワラ監督は今季で勇退してよね。
死んで(辞めて)皮を残さなくてもAから。
どうもこの方は、阪神球団を勝利に導くことを
アイデンティティーにしているんではなくて
西岡&福留といっFA選手の獲得に要した巨額投資
に見合う成績をあげること、
つまり球団の経営者への対面であったり
また、ベテラン選手のプライドを損ねないことといった
野球というスポーツとはあまり関係ない部分のハンドリングを
監督の職責であると信じているように思えて仕方がない。