昭和天皇は戦争を選んだ!
増田都子著作(社会批評社)のタイトルである。
私たちは日本社会に住んでいる訳で
日本の一般常識のなかで暮らしていると
何の違和感を感じていない常識が
海外の常識では、とんでもない非常識であることがある。
先の敗戦で日本の内外に未曽有の惨禍をもたらすに至った
対英米にたいする宣戦布告については
昭和天皇は、時の政府と軍部の傀儡で
何の責任(戦争責任)を負わない生来の平和主義者であったいうのも
その一つである。
ここで多く語るつもりは無いが
朝日、読売といった全国紙並びにNHKをはじめとする民法各社が
*天皇家、皇族に対して敬語でしか報道しないことに
わたしは、限りの無い違和感を覚える。
敬語報道=無批判の報道である。
敬語報道には昭和20年8月15日の境目はない。
天皇家、皇族というのは、血税で生活しているわけで
いわば公人ではないのか。
雲の上に登って神格化されたのは、明治政府の国策によるもので、
それはたかだか100数十年まえのことである。
いうまでもなく、それに先立つ300年間は
日本の最大の権力者は、江戸の征夷大将軍であった。
もっとも、さばけた時代で
たまに、江戸市中にお忍びで現れて
おれは貧乏旗本の三男坊だと
徘徊したらしいが、。
以上