腐るな!阪神・梅野龍太郎

現在(2017.9.1)、阪神は3位DeNAと5.5差あるとはいえ

残り24試合のうち、8試合も残し

相性の悪い4位巨人とも6試合ある。

すなわち、両者との対戦しだいでは

4位転落の可能性もありうる状態だ。

 

その状況に至って

梅野の先発マスクの機会が激減している。

 

梅野は捕手として

開幕から阪神で一番、試合に出てきた。

(97試合 297打席で244打数)

彼は新人のころから一軍に抜擢された関係で

チームの不調の元凶にされてリードを批判されてきたが

ここ最近は、2割そこそこの打率が揚げ足とりのツールだ。

 

しかしながら同じセリーグでみると

DeNAの戸柱が48打点で抜きんでているが

規定打席を満たしているのは彼だけで

二位梅野の30打点に並ぶのは最下位ヤクルトの中村。

広島の曾澤(26打点)と石原(12打点)に至っては

カープがダントツ首位に居る関係で

打力云々で批判されることはない。

 

梅野は、推しも推されもしない

主戦捕手であるわけでは無いが

今年のオールスターのセリーグフアン投票一位であり

119試合のうちの97試合に出て

規定打席に約70打席不足だが、坂本の85打席の3倍以上ある。

 

贔屓にしているフアンから

選手が痛烈に批判されるのは

阪神タイガース独特の病理だ。

 

その梅野が、作戦コーチ矢野(実質総監督)の差配

この6試合は、2年目坂本に先発の機会を

完全に奪われた格好だ。

 

特徴的なのは

梅野がペアを組んできた能見や岩田

分けてもノーコンで苦戦している青柳が先発のときですら

先発マスク・坂本になり

いよいよレギュラー捕手・坂本体制で

梅野は矢野捕手のときの野口の立場で

塩漬けになりつつある。

捕手二人体制とは、そのポジションの特異性で

そうなりやすい。

 

阪神の試合を日々見ている我々が

一番違和感を覚えるのが

経験の浅い坂本が、なぜそこまで偏重されるのか?の

合理的説明が無いことに、他ならない。

 

別に、球団社長や矢野コーチに

記者会見をしてもらいたい(してほしいが、pupupu)わけではないが

坂本ボクチャンは、毎試合後逸するし、勝負どころで野選をやらかすし

さりとて、抜群に勝負強い打力が有るわけでもない。

 

異様なのは、昨年の達川であったり

サンTVの西山、CSの佐野またはMBSラジオの八木が

梅野を酷評する一方で

坂本を、これまた異様に持ちあげることだ。

 

思いつくことでいくと

・昨年マツダでの達川解説

   ⇒阪神もねぇ、こんな梅野みたいな

    取り立てて特徴のない選手を先発で

    起用したり、、

MBS阪神OB八木(先週の放送)

   ⇒梅野と坂本では、肩はあきらかに梅野が勝りますが

    総合力では、坂本なんです。

    (相方の実況アナが、総合力を具体的にいいますと?促すと)

   具体的にはアレなんですが、そのぅ、総合的にいいますと

   坂本なんです。

・佐野は坂本のミスには至って寛容である

   ⇒いや、あれは良いんです(はっ??)

 

 

仮にもプロ野球なんで実力と実績重視で起用してほしいんです。

あまり露骨に坂本を偏愛されてもね、、。

 

また、これから胃がキリキリ痛むような場面では

またやらかすよ、坂本クンは。

目に見えないミス(リードとかね)が負けに直結するのが

捕手というポジションだよ。